ブリーディング
- 2004/06/27 02:18
今日はパピーパーティーの後、ドッグランで遊んでいるわんこを見ていました。
う〜ん、身体の小さい子が多い!
オーナーさんとお話していても、やはり全体的に小振りになっているとか。
極小チワワやティーカッププードルなど小型犬はどんどん小さくなっていますが、大型犬も小さい子を見る様になりました。
大きさだけでなく、カラーや容姿も様々になっているようです。
パピーパーティーにも「ジャックラッセルのようなチワワ」とか「ワイヤーダックスのようなワイヤージャックラッセル」とか「模様の不思議なダックス」とか「足の長いウエスティー」とか個性溢れる面々が集まったりします。
性格を重視して繁殖する事は大切だと思います。でも
『スタンダードってどこいっちゃったの?』
と思う事が多くなりました。
日本の乱繁殖でラブやゴールデンの子は股関節の病気をあたり前に持っている様になりました。
目の病気やてんかん等を持った犬種もいます。日本では病気を持った子も子供を産ませるので、結果、遺伝子疾患を持った子が増え、まるで犬種の特徴のように言われるようになります。
また、流行りの犬を作る事で(ティーカッププードル等)新たな病気も出ている様です。
病気の子が増えて困るのは誰か?
苦しみながら病気と戦う犬本人であり、その子を見守っていかなきゃならない飼い主さんです。
繁殖はもっと慎重であるべきだと思います。
特に北海道に来て驚いた事は、素人繁殖の多い事!
ブリーダーでも、真っ当に検査をしてしっかりとブリーディングに取り組んでいる人はとても少ないようです。(日本全体でそうなのですが・・・)
スタンダードといってもカラーや容姿は時代と共に変わっています。同じ犬種でも、国によって容姿は変わり、「アメリカン秋田」の様に国独自に別の犬種としてつくってしまう所もあります。
犬もそれぞれお国柄があり、人それぞれに好みが違うので、飼い主さんが気に入ったスタイルの子を飼えばいいと思います。
ただ、病気持ちの子だけは、増やしてほしくない!!!
血統種であるのに、同じ犬種で大きなバラつきがあるという事は、安易な繁殖が行われている証拠ではないでしょうか?
当然、病気も広まっていると思います。
ブリーディングに関して何の規制もないのはなぜだろう?
日本で犬を買うのはとても恐いなと思うのです。
信頼出来るブリーダーさんを探すのは、大変です。。。