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2004年08月の記事は以下のとおりです。

標準体型

  • 2004/08/30 02:30

『血統書付きの犬』で『スタンダード』と言うものがあると、皆さん、そのスタンダードにはまっているのかどうか?家の子は標準なのかしら?と気にされる様です。
子犬でまだ成長期であれば、小さかったり、細かったりする子に「もう少し食べさせていいですよ」とお話するし、肉付きの良い子には「あまり太らせないように」とアドバイスします。
でも、食べてても小さい子やもいれば、食が細いのに標準よりおっきく育っちゃう子もいます。
成長期が過ぎ、ある程度の時期にきたら『元気で良く食べ、健康』な子にはさほど気にする事は無いと思います。
肥満は困るけれど、大きいのは丈夫に育った証拠だし、痩せ細って病弱じゃ困るけど、小さいのはいつまでも子犬の様に可愛くて、連れて歩くにも楽でしょう。
人間にも体格さがあるように、犬にだってありますから、元気に走り回っていれば心配いりません。

犬の体を見る時に体重で判断される方が多いと思います。
骨格の小さい子を標準体重に近付ければ太ってしまい、大柄の子を標準にすれば、痩せてしまう事でしょう。
犬の体重だけで無く、全体のバランスを見てください。
数値に惑わされるんじゃなく、家の子の体つきをしっかり見てほしいと思います。

家庭犬であれば、標準より大きくたって、小さくたって、かわいい家の子には変わり無いですよね。(ブリーダーや繁殖犬、ショードッグとしては別ですが…)
『大きくて』『小さくて』って気にされている飼い主さん、「どう?家の子個性的でしょ!」って紹介しましょ。(^^)

パピーパーティー

  • 2004/08/28 02:29

今日は、小型犬ばかり集まってくれました。
遠くから来てくださった方も2組ほどいて、ありがたく思います。

3週間前に会ったワイヤーダックスのチップ君はびっくりするくらい大きくなってました!
この前会った時は、兄弟の子より小さいねー、細いねーって言ってたのに一気に成長しましたね。
子犬の成長の仕方もそれぞれですねー。
同じ月齢でも、小さい子もいればしっかり育っている子もいます。ご飯のお話等もしましたが量や回数、ふやかし具合等、その子その子に合わせて調整してあげてください。
「今何ケ月だから、こうしなきゃいけない!」なんて事はないですからね。

「それぞれ違うんだ!」って分かってもらえる事も大切だけど、「皆同じなんだ!」って分かってもらいたい事もあります。
例えば、食糞。
毎回、必ず誰か食べちゃう子がいるんですが、「家の子だけかしら?」と悩んでらっしゃる方もいる様です。
レッスン生に「子犬に良くある事ですよ」とお話していても、他の方のお話を聞いてみないとやっぱり不安。今回、食べちゃう子(もしくは食べようとする子)が4頭もいたので、ホッとされていたようです。
また、咬んだり、唸ったりして「色んな本を買ったけどその通りにいかない!」って飼い主さんもいました。
いかなくて当然です。皆性格違うんだから。
焦らず、家の子をしっかり見て、その子にあった方法でしつけをしていきましょう。

日記でお話したフィーユちゃんも来てくれました。どれくらい戻っているのかな−?と思っていたんですが、大丈夫でしたよ(^^)。お母さんもフィーユちゃんの苦手な事をきちんと把握されているので、上手に対処出来ると思います。

皆悩みは様々だけど、皆何かしら悩んでいます。
思い込み過ぎないで、わんこに上手に教えてあげられるといいですね。

社会化はいつまで???

  • 2004/08/24 02:28

今日、フィーユちゃんのママと電話でお話しました。
フィーユちゃんは、小さい頃から病院通いで、人の手を怖がります。
ママは慣れさせようと、ドッグランに通ったり、パピーパーティーにも積極的に参加してくださいました。
前は、人に抱かれるとガタガタ震えていたフィーユちゃんも4回も通う頃には抱かれても平気になっていました。
フィーユちゃんが7ケ月の頃「今が大事だと思うから、もう少しパピーパーティーに参加したい」と頑張っていたママでしたが、ヒートが来てしまい、暫くお休み。。。
初ヒートは長く、終わって人に会わせてみると・・・ガタガタ震えてしまったそうです。おとなしく抱かれるまで出来てた子が、バタバタ暴れて逃げ出す始末。。。
また、パピーパーティーに参加して、1からやり直しです。
「前に一緒に来てた子達は来るの?」と聞かれ、他の子はもう卒業だよとお話すると「フィーユだけ残っちゃった。。。」とちょっと悲しそう。
「焦っちゃダメだよ!すぐ大丈夫になるから、ゆっくりね」とお話しました。

わんこもそれぞれ個性があり、慣れたり、覚えたりするスピードも様々です。
ママが言っていた様に、フィーユちゃんにとって大事な時期に経験させてあげられたら違ったかもしれません。でもタイミング悪くヒートが来てしまったのは仕方の無い事。焦らなくても、今まで努力してきた事は決して無駄にはなっていないはずです。
その証拠に、人が苦手なのに人に向かって吠えたり、威嚇したりという症状は出ていません。
まだまだこれから!!!

例え、順調にパピーパーティーを卒業していたとしても、その後も社会化は続けていかなければなりません。
12ケ月くらいはまでは、トラウマを作らない、上手に遊べるように導いてあげる、と言う事をしていかないと、何かのタイミングで簡単に犬や人を嫌いになってしまいます。
パピーパーティーを卒業された皆さん、安心しないで積極的に連れ出して色々な経験をさせてくださいね。
社会化への導入はうまくいっても、その後は飼い主さんの努力次第で善くも悪くもなりますから。

キョンちゃん

  • 2004/08/17 02:28

今日は、シーズ−のキョンちゃん3回目のレッスンです。
10ケ月のキョンちゃんは社会化が出来ていなくて人にも犬にも吠えてしまいます。
来客にはず〜っと吠えていたキョンちゃんですが、今日はしっぽフリフリ歓迎してくれました。
レッスン中も前の様に「なぜろ!遊べ!こっち向け!」という要求がほとんど無くなり、飼い主さんの側でいい子にしていました。
机にのったり、降ろそうとする飼い主さんに脅し咬みをしたり、腕等を咬んで邪魔したりして「ケージ行き!」って事もなく、ホントに落ち着いてきましたね。
前回のレッスンで、今までの『キョンちゃんの方が偉い!』と誤解を与える行動を見直してもらい、課題を出しました。飼い主さんがしっかりと課題をこなして頂いた結果だと思います。

社会化期は過ぎているので、犬や人に慣れるには時間がかかるとは思いますが、飼い主さんが上手にキョンちゃんに対応する事で、吠える事は治っていくでしょう。
このまま、いい調子でレッスンが進むといいいな。

飼い主次第!

  • 2004/08/11 02:27

昨日、今日ととても気持ちのいいレッスンができました。
なぜなら、飼い主さんが一所懸命だからです。
しっかりレッスンを受けて、課題も頑張ってくださいます。
レッスンに伺えば、良くなっているかどうかすぐ分かりますよ。
わんこによって進度の差はありますが、飼い主さんが頑張っていれば、少しでも結果が見えてきます。
飼い主さんはあまり実感していなくて「これで大丈夫かしら?」と思う事もあるかもしれませんが、しっかり変化が見えてますので「いいですね」とお話した時は、自信をもってその調子で続けて下さい。

わんこが良くなるかどうかは、飼い主さん次第!
頑張って「良い飼い主」になれれば、必ずわんこはついて来てくれますよ。

子犬の社会経験

  • 2004/08/04 02:27

色々なお宅に伺いますが、なぜか、同じ時期に良く似たわんこのレッスンが重なります。
例えば、ラブラドールが多かったり、柴犬が多かったり、子犬が多かったり。。。
今は、8〜10ケ月で社会経験が足りない為に人や犬に吠える子が多いんです。
しかも、しっかりと関係が築けていない為、吠えるのを止めようとする飼い主さんに対しても反抗的な態度が見られます。
子犬の頃は問題が見えなくても、6ケ月〜1才になると自我が目覚め、問題が目に見える状態で表れてきます。「子犬の頃はなかったんです」と言われますが、気付かないだけで、しっかりと問題の芽は出ているんですよ。

小さい内からしつけをする事はとても大切です。
特に、社会化期に人や犬に慣らす事はしっかりと行ってほしいです。
・子犬を親、兄弟から早く離した
・散歩に出すのが遅かった
この2点が重なると、将来ほとんどの子が吠えるようになりますよ。
また、多頭飼いで先住犬がほえる場合には、今は吠えない子犬も大きくなるにつれ吠えるようになります。

今日相談に行った先住犬の子(10ケ月)は、何とお宅に迎えたのが39日目でした・・・(ペットショップも何とかしてほしい ーー;)。ひどく吠えるので、レッスンをされる事となりました。
二頭目の子犬(5ケ月)はまだお散歩に行っていないので、この子の対応もしっかりしていかないと後で大変になりそうです。

子犬を迎えた方、知り合いに子犬がいる方、近くでパピーパーティーなどがあったら積極的に参加したり、お勧めしてください。社会化期を大切にしてくださいね。

生徒さんの成長!

  • 2004/08/02 02:26

今日は基礎レッスンが終了した生徒さんから電話がありました。
「おばあちゃんが咬まれたんです。来て頂きたいんですが・・・」と言う事で、フォローレッスンに伺いました。
ここのお宅は、もう御家族で対処出来るはず!とは思っていましたが、まずはお話を伺わないと断言は出来ません。
よ〜くお話を伺うと、お母さんが心配しているほど大きな問題ではありませんでした。
なぜなら、飼い主さんは咬んだ理由をきちんと把握出来ていたのです。
そして、どうしたらいいのかも大体分かってらっしゃいました。
犬が咬んだ理由も「威嚇行動」ではなく「捕食行動」でした。
つまり、おばあちゃんが動かしていた手を、人の手と思わずにうっかり咬んじゃったんです。
そして、「やっば〜い。。。間違っちゃった・・・。」としゅんとしたままケージから出てこなかったとか。その後の対処もきちんとされてるし、問題ありません。

この子は子犬の時から本気咬みのある大変な子でした。
飼い主さんはとても苦労されて、お母さんは中々自信が持てずにいました。
最近はとっても良い子でいたのに、今回の事件で少し焦ってしまったのかもしれません。
お母さん、大丈夫ですよ。愛犬の事、自分の事、そして御家族の事を信じて、もっと自信を持って下さい。
咬まれちゃったおばあちゃんには悪いのですが、飼い主さんにも、わんこにも、大きな成長が見られてとてもうれしく思いました。御家族の皆さんにとても愛されている事も感じたし。(^^)

『わんこの先生』の目標は、愛犬の事を理解し、どんなトラブルが起きても飼い主さんがきちんと対応出来るようになる事です。
でも、困った時はすぐに飛んで行きますよん。(^^)

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