標準体型
- 2004/08/30 02:30
『血統書付きの犬』で『スタンダード』と言うものがあると、皆さん、そのスタンダードにはまっているのかどうか?家の子は標準なのかしら?と気にされる様です。
子犬でまだ成長期であれば、小さかったり、細かったりする子に「もう少し食べさせていいですよ」とお話するし、肉付きの良い子には「あまり太らせないように」とアドバイスします。
でも、食べてても小さい子やもいれば、食が細いのに標準よりおっきく育っちゃう子もいます。
成長期が過ぎ、ある程度の時期にきたら『元気で良く食べ、健康』な子にはさほど気にする事は無いと思います。
肥満は困るけれど、大きいのは丈夫に育った証拠だし、痩せ細って病弱じゃ困るけど、小さいのはいつまでも子犬の様に可愛くて、連れて歩くにも楽でしょう。
人間にも体格さがあるように、犬にだってありますから、元気に走り回っていれば心配いりません。
犬の体を見る時に体重で判断される方が多いと思います。
骨格の小さい子を標準体重に近付ければ太ってしまい、大柄の子を標準にすれば、痩せてしまう事でしょう。
犬の体重だけで無く、全体のバランスを見てください。
数値に惑わされるんじゃなく、家の子の体つきをしっかり見てほしいと思います。
家庭犬であれば、標準より大きくたって、小さくたって、かわいい家の子には変わり無いですよね。(ブリーダーや繁殖犬、ショードッグとしては別ですが…)
『大きくて』『小さくて』って気にされている飼い主さん、「どう?家の子個性的でしょ!」って紹介しましょ。(^^)