フィナ＆シュアラ

一ヶ月違いのプードル兄弟、お泊まりに来てくれました。

前回は子犬の頃、まだしつけ途中のトイレトレーニングに目がはなせませんでしたが、今回はどんなけ良い子になってるかな〜？と楽しみでした。
なのに、なのに…。

何だか吠えるようになってるぞ〜〜〜！！！（￣□￣；）
来てすぐ、後追いで「キャンキャン」
お部屋に入れてすぐ、通る家族に「ギャンギャン」
叱ろうと思ったら、抵抗して歯を向いたのでガッツリ叱られましたーー；

かわいそうだけどね〜、噛むのは絶対ダメなのですよ！
多分、今までで１番の叱られ方だったと思います。
しばらく「ギャギャギャ！！！」と抵抗しましたが、すればするほどきつく叱られる羽目に。。。
（叱り慣れて無いと噛まれてるね〜）
最後はチビってしまいました〜　＾＾；

生意気君になってた兄ちゃんプードル君がやっと許してもらった直後、弟君ってば、家のパパさんに向かって「ヴ〜〜！」だって。。。
おバカ！！！今叱られてたの、見て無かったのか！？

こちらも、もちろん叱られました。
抵抗しない分、ゆるい叱り方で済んだけどね。

その後は大きな反抗もなく、良い子にしてました。
ちょうどよい時期に来たかもね〜。

兄ちゃんの方はガッツリ叱られても、復活早く、弟君はビビってました。
君にはそんなに怒って無いぞ〜。

今年３年目になるマンションでの講習会。
お友達のマンションでペット問題が起きている為、アドバイスにと御紹介頂iいてお世話になっています。

こちらのマンション、ペットを飼っている方とペット反対の方が対立しています。
ペット禁止！と苦情をおっしゃる方はペット禁止物件としてマンションを購入、ペットを飼っている方は「ペットOK！」と言う条件でマンションを購入されました。
なぜ、こんな事になったかと言うと、マンションの売れ行きが悪く、販売業者が「ペットも大丈夫」と口約束で販売したとか…。
その後、その会社は倒産し、残った住民でもめる羽目に。。。

皆さん悪く無いんですけど、暮らしづらくなってしまいました。

しかし、飼う側にもモラルやルールを守っていない人が…。
犬の吠え声、猫がのベランダから隣の家に侵入など。。。

そこで、苦情、トラブル回避の講習を行い、部屋でのペットケージの位置やゴミの捨て方、近隣とのコミニュケーションまで広い範囲で、トラブルをさける為のアドバイスをさせて頂きました。

その後は、大きなトラブルはないそうですが、隠れて飼う人がいたりと、既存のペット会では把握しきれない問題も起きている様です。
「ペットは１代限り」や「新規のペット購入は禁止」とすればする程、隠れ飼いが増える悪循環。

住民の意識調査などのアンケートも考えている様ですが、
マナー良く飼うのが前提で、『当たり前の事が出来れば、飼っても良いのでは？』『ペットOK！になれば飼いたいと思う』などのご意見もある様です。

それでも、動物が嫌いな人はいるし、アレルギーの人の対策や、犬、猫以外のペットの問題も多々あります。

また、今回のお話しの中で盲導犬などの補助犬の対応についての質問もありました。
私どもとしては、補助犬に関しては拒否はしてはイケナイという認識です。
努力義務とかでは無く、人としてここを拒否するのはいかがなものか…。

（詳しくは補助犬法を御覧下さい）
ほじょ犬
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/hojyoken/index.html

今はまだ平行線ですが、時間をかけてでも、色んな意見を上手に取り入れて、共存出来る方法が見つかると良いですね。
動物達もこの地球に生きる仲間なのですから。。。

長いレッスンのうちに飼い主さんとコーギー君の関係は少しづつよくなっています。
「成果を少しは感じてる？」とお聞きすると
「まだ、いつ咬まれるか分からないけど、でも前よりもずっと仲良くなれたので、これはこれでいいかな？と思います。今思えば、前はほんとに構ってあげられなかったから」と嬉しそうなお母さん。

しか〜し！！！そんなお母さんを咬んだだと〜〜〜〜！！！（＞▲＜＃）
お母さんに非が無いだけに、ブチ切れたのは私！
（イヤ、冷静ではありますが　＾＾；）

都合良く午前中は仕事無し！「今日、行きます！！！」と打ち合わせし、ずっとやりたいと思っていた、お母さんパワーアップ法！！
ペットボトルを使って天罰（イヤ、使用法はもはや天罰ではない！でもいいのだ！！）で強いお母さんに変身してもらいます。

さてさて、私はいざといいう時の助っ人、戦うのはお母さんです。
私が行くとノコノコ出てきたコーギー君、お母さんが怒っているのはきちんと伝わっていて、ハウスにこもっていたそうですが、
「母さんの機嫌が治るまでここにいよ！」ぐらいなもの。

コマンド出して、聞かなかったら激怒！待てかけて逃げようとしたら激怒！！逃げても追い討ち激怒！！！この状態でおいでで来なくてもやっぱり激怒！！！！

歯を向いてみたり、机の下に隠れてみたり、隅に隠れたり、でも、お母さん気迫で頑張ります。

そして、ついに勝利の予感♪
怒った「おいで！！！」にヘコヘコと近付いてべったりくっつく。
お母さんはビビり入って後ろに下がるが、コーギー君はついて来る。
「何でこんなに接近するの〜！怖い〜〜！！」と言うお母さんに
「大丈夫攻撃する気はないから。むしろ『許して〜』って言ってるよ」と説明して、怖いのを我慢して立ち止まってもらう。
コマンド出して、しっかり出来たら、やっと優しい声を出してもらいました。
コーギー君はお腹だしてヘロヘロ状態。

勝った〜〜〜〜！！！たぶん初勝利〜〜〜♪♪♪　＼（＾▽＾）／

お母さんにも勝った実感ありで、更に◎
少し自信ついたかな？

今週はコマンド聞かなかったら、激怒してもらいます。
一週間、怒ったら怖くて強いお母さんを維持出来るか？？？

朝から電話！！！
例の咬み癖のついてしまったコーギー君、今朝お母さんを咬んだそうです。
服の裾が目に入ったとか、多分そんな理由だと思いますが、お母さんはリードを持っていた為、何とか抑えて（落ち着かせて！？）自分の手当てをし、電話をくださいました。

私が最初に聞いたのは「倒れなかった！？」
お母さん、病弱で、強い痛みに倒れます。。。
にもかかわらず、コーギー君を飼い続け、独りでレッスンを頑張ってくれています。

５年の間に皆が咬まれ、恐怖心でいっぱいなのに、それでも可愛くて、手放したくなくて、頑張っている飼い主さん。
進みはとてもゆっくりだけど、少しづつ課題をこなし、頑張ってくれています。
ゆっくり、ゆっくり、お母さんのペースでのレッスン。

私は早く結果を出したいタイプ。でないと飼い主さんの負担が大きいと思うから。
最初は出した課題がこなせず「どーしてきちんとやってくれないのか？やらなければ良くはならないよ！」と飼い主さんに責めよりました。
でも、お母さんは「急には出来ない。ゆっくりやらせて下さい」と。
「結果は出にくい！」とお話しても、それでも止めるとは言いませんでした。

長くなれば、私も、わんこも、飼い主さんも色んな意味で負担が大きくなります。（精神的にも、金銭的にも）
中途半端では、咬まれるリスクは無くならない。私も当然咬まれる率が高くなる。
一変して劇的に環境やルールを変えた方が早いけれど…だけど…私が出来ても、飼い主さんが出来る方法でなければ意味がない。

日記もきちんと書いて、出来る練習は毎日して、手から与えるフードも震える程怖いのに勇気を振り絞って頑張って…。
飼い主さんなりに、頑張っていると気付いた時、飼い主さんの恐怖心の大きさを知り、私が出した課題がどんなにハードルが高かったかを思い知らされました。

「こんなに頑張っているのだから、しっかりつき合って行こう！」
そして長いレッスンが始まりました。。。　　　　　　　　　　（つづく）

前にお話ししたビーグルちゃん、早くも成果が！！！
お散歩で吠えを止めているうちに、随分吠えなくなったそうです（＾＾）
今回でレッスン２回目。
結果出るのがはやいよ〜！！やっぱり関係出来てると違います！！！

今までは飼い主さんが、吠えの止め方や良い行動の教え方を知らなかっただけで、ビーグルちゃんが飼い主さんに反抗してた訳でも、自分が群れを率いてるとも思っていなかった為、教えてあげれば、素直に聞きます。

飼い主さんも「吠えなくなったね〜」との周りの声に嬉しそう。
ビーグルちゃん、もっともっと良くなりますよ！！
そして、飼い主さんは、もっともっと可愛くなります（＾＾）

今日はケアレッスン。
皆さんには色々ケア用品を色々持ってきてもらいました。

本日は新顔のチワワちゃんが参加してくれました。
「首輪をつけるとブルブル震えてお散歩に中々出れなくて。。。臆病な子なんです」と飼い主さん。
社会科不足が影響しているかな？とお誘いしたのですが、皆の前で堂々と挨拶もこなしています。

さてさて、このチワワちゃん、くせ者です。
お母さんがあちこち触ろうとすると、咬む！咬む！威嚇する！！！
小さなお子さんがいらっしゃいますが、お子さんが抱く分には問題なし。
しかし、マズルはつかめないし、当然歯も磨けない。。。
これでは、いざと言うとき怪我をしてもお薬塗ってあげられないし、食べてはいけないものも取り出す事が出来ません。
大問題です〜〜〜！！！

飼い主さんはこの状況に危機感を覚えてくれたでしょうか？
他はレッスンされた方ばかり。当然、問題なく出来ますが、最初は大変だった子もいます。飼い主さんが頑張った成果なのです。

飼い主さんは、チワワちゃんの本性を目の当たりにしたはずですが、何せまだちびっ子のチワワちゃん。
「レッスンしなくても何とかならないでしょうか？このまま今日やった事を練習すれば出来る様になりますか？」と。。。

もし、飼い主さんの日々の対応が間違っていれば、中々良くはならないだろうと思います。
チワワちゃんはどーしても過保護に育ててしまいますから。。。
見た目と違って、気はかなりきついんですけどね。
咬んで、吠えて、きかないチワワは多い…。（ーー；）

チワワ飼ってる生徒さん、レッスン後どーですか？？？

午後からは咬み癖が出てしまったコーギー君６歳のレッスンです。
こちらの御家庭は随分長くレッスンしています。
普段のコマンドは良く聞くものの、怖い時、面白くない時に『ガブ！！』とやります。
レッスン前は腫れ物だったコーギー君ですが、少しづつではありますが、飼い主さんとの関係は良くなっています。（詳細は追々〜）

今日はフィナと一緒にお散歩レッスン！
嫌いな犬に吠えたり、近付かれるとパニックを起こすそうで、フィナと一緒にレッスンしてみました。
すると、思ったよりも落ち着いている。。。
お母さんのコマンドもよく聞いて、伏せまできちんとしています。

いつものお友達ワンコ（大型犬で相手の迷惑かえりみず、突進型わんこ）には焦って逃げたり、近付き過ぎるとギャウギャウいうそうですが、相手の犬と飼い主がしっかりしていれば、大丈夫そうです。

かなり近くを通ったり、驚かしたりしましたが、大丈夫〜〜〜！！（＾＾）
ここで言える事は、わんこのレベルに合わせて、挨拶や、遊びをさせましょう！相手を選ぶと言う事も重要です。

挨拶時に『ガウガウ！』するのは問題だけれど、相手構わず、突っ込んで行くのも問題です。
特に大型犬が、小さな犬に突っ込んで行くのは相手の飼い主さんもわんこも、ビックリさせる事になりますし、危機感を与えてて吠えさせてしまいます。

身体が大きいということは、それだけで優位に立っているのですから、優しく挨拶出来るように、飼い主さんは教えてあげてほしいですね。

「家の子は大丈夫だから〜」と知っているのは飼い主さんだけです。
一咬みされたら大怪我（危うく死！）の危険性を伴って、挨拶している小型犬とその飼い主さん。
その不安を起こさせないように、大きい子は出来れば伏せて、優しくあいさつしてね！

お友達のショップの紹介で連絡くださった、スムースのダックスちゃん９ヶ月。（最近ではスムースは珍しいですね）

この子の問題はトイレと無駄吠え（お宅はマンション）。
トイレは飼い主さんなりに頑張ってみたけれど、一向に覚えてくれず、インターホンの吠えと夜の夜泣きで、お隣さんから苦情が出てしまったとか。。。

マンションでの吠えの苦情は多いですね。
過去１４才の子で追い出される前にとレッスンされた方がいました。
まだまだ、元気なわんこと言う事で引き受けましたが、当時、この年令のわんこにレッスンしようと思った飼い主さんは『えらい！』と思いました。
もちろん、インターホンの吠えと来客時に吠えない対策をして、成果は出ていますので、飼い主さんが諦めなければ何とかなる物です。

こちらのダックスちゃんも前回のビーグルちゃん同様、攻撃性はなし。
吠えている時に叱っても、飼い主さんが噛まれる心配はありません。
初めてのわんこだそうですが、甘咬みもしっかり叱っていたそうで、きちんとポイントを押さえています。

攻撃性が出ているかどうかは、レッスンをする上で大きなポイントです。
飼い主さんにも噛み付こうとする子の場合、関係が崩れているとみなします。
この関係を正さない限り、何をやっても効果はなかなか見込めません。

レッスンをして今までとルールが変わる事で、わんこが反抗すると「咬む」という攻撃性を出させてしまう事があります。この場合、飼い主さんが咬まれて引いてしまうと、わんこに自信をつけさせるという非常に厄介な結果になってしまう…。
十分注意しながらしつけ方法を考えなければなりません。

前回のビーグルちゃんやダックスちゃんの様に「咬む事は行けない事！」ときちんと教えてもらっている子はレッスンによって良い結果が早くでます。

お子さんもいて、お仕事もしている多望なお母さんですが、レッスンすれば確実に成果が上がるでしょう。
「ほんとに治るのだろうか？」と心配されていましたが、絶対大丈夫！！
教え甲斐のある飼い主さんとわんこです。（＾＾）

生徒さんの紹介で問い合わせがありました。
先日フォローに行った白柴君の飼い主さんのお知り合いだそうです。
（その後の柴君は順調に練習中！御紹介ありがとうございますm(_ _)m）

先方がお急ぎのようで、急遽空いた隙間にお伺いする事に。
問題児はビーグルちゃん８歳、まだまだ元気でやる気一杯の女の子です。
こちらのお宅は３頭目のわんちゃんですが、とにかく吠えて困ると。。。
前の子も吠えていたそうで、その影響か？ともお話しされていました。
少し前に裏のお宅から苦情が出た事もあった様です。

ビーグルちゃんが吠えるのは、インターホン、来客の臭いを嗅いで認識するまで、家の周りの人や車の通る音、散歩中。
飼い主さんや人への攻撃性はなし。さすが３頭飼ってきただけあって、飼い主さんとの信頼関係は出来ています。

しかし…飼い主さんと距離のある生活。。。
何だか、とても素っ気無い。。。あまり甘える事もない様です。
『おいで』の反応も悪く、何度もいうと嫌々来るのだとか。

吠えを直すのはもちろんですが、飼い主さんともっと仲良くなれたらいいなぁと思います。
そしたら、お互いもっと楽しく暮らせますよ！

そうそう、ビーグルちゃん、盗み食いも問題で…。
こちらは、飼い主さんの管理次第ですね。

これからビーグルを飼いたいと思っている方は、無駄吠えと盗み食いの習慣を付けないように注意して育てましょう！（＾＾）
それさえしっかり教えれば、いつまでも元気で、遊び好きの楽しい犬種ですよ。
（ハチャメチャ、パワフル、フィナとも対等に遊んでくれる数少ない犬種です）

２頭のプ−ドル君達、本日お散歩レッスンです。
家では出来てる座れや待て、お外でも出来るように練習です。

わんこは応用が効かない生き物と言われています。
座れや待てを覚えても、どこでも出来る様になるまでには、積み重なる練習と経験が必要！！！
家で出来ても、当然外では出来ません。。。
ちょっと条件が違うと途端に出来なくなるんですね〜。

物覚えの良いプードル君達も、例外なくお外では出来ません（＾＾；）
しかも、未熟者が２匹となるとお母さんは大変です！！
折角一匹が出来ていても、もう一匹が動いてしまえばつられて動く。。。
リード２本に、おやつに、視符に、お尻を押したりとおおわらわ…。

お店の前で座って待つのはかなりの難関。
人が苦手な子、逆に大好きな子、どちらもジッと座って居られません。
フィナもかなぁ〜り練習した課題です。
（もちろん飼い主さん同伴の元。わんこだけで待たせるのは危険なのでやめましょうね！）

お外で座る、待つ、アイコンタクトを取る。
刺激の多い場所でも出来るように頑張って練習して下さいね！