心の距離が
- 2006/01/13 13:03
今日は白柴の男の子T君のレッスンです。
この子は違うお宅で飼われていました。御主人には懐いていたそうですが、他の御家族と上手く行かず、咬まれる事が多くなったので、今のお宅に引き取られて来ました。
しかし、こちらでも噛みつき行動があり、飼い主さんはレッスンを受けられる事になりました。
最初に完全に治るかどうか分からない事、レッスン途中で咬まれるリスクがあること、時間もお金もかかる事等お話しましたが、時間がかかってもレッスンして少しでもよくしたい、と飼い主さんはおっしゃいました。
何度か咬まれ、しかも自分達が育てた訳でも無いのに、お金をかけても飼い続けようという意思は、なかなか真似出来る事ではありません。
飼い主さんは咬まれて以来恐怖心が着いてしまい、中々密接に触れ合う事が出来ないでいました。
前に日記でも書きましたが、恐怖心を克服する事は何よりも大変な事です。
なかなか勇気が出ず、課題をこなすのもとっても時間がかかっていました。
柴ちゃんが飛びついたり、ピッタリくっついたりすると『ドキっ』と固まってしまいます。
でも今日は、前回よりずっと近付いて、声をかけていました。
心の距離もかなり接近している事でしょう。
あせりは禁物ですが、この調子ですこ〜しづつなぜたり、抱っこしたり出来るようになるでしょう。
まだまだ先は長いですが、がんばりましょう!!!