咬み癖わんこ!
- 2008/03/21 14:28
朝から電話!!!
例の咬み癖のついてしまったコーギー君、今朝お母さんを咬んだそうです。
服の裾が目に入ったとか、多分そんな理由だと思いますが、お母さんはリードを持っていた為、何とか抑えて(落ち着かせて!?)自分の手当てをし、電話をくださいました。
私が最初に聞いたのは「倒れなかった!?」
お母さん、病弱で、強い痛みに倒れます。。。
にもかかわらず、コーギー君を飼い続け、独りでレッスンを頑張ってくれています。
5年の間に皆が咬まれ、恐怖心でいっぱいなのに、それでも可愛くて、手放したくなくて、頑張っている飼い主さん。
進みはとてもゆっくりだけど、少しづつ課題をこなし、頑張ってくれています。
ゆっくり、ゆっくり、お母さんのペースでのレッスン。
私は早く結果を出したいタイプ。でないと飼い主さんの負担が大きいと思うから。
最初は出した課題がこなせず「どーしてきちんとやってくれないのか?やらなければ良くはならないよ!」と飼い主さんに責めよりました。
でも、お母さんは「急には出来ない。ゆっくりやらせて下さい」と。
「結果は出にくい!」とお話しても、それでも止めるとは言いませんでした。
長くなれば、私も、わんこも、飼い主さんも色んな意味で負担が大きくなります。(精神的にも、金銭的にも)
中途半端では、咬まれるリスクは無くならない。私も当然咬まれる率が高くなる。
一変して劇的に環境やルールを変えた方が早いけれど…だけど…私が出来ても、飼い主さんが出来る方法でなければ意味がない。
日記もきちんと書いて、出来る練習は毎日して、手から与えるフードも震える程怖いのに勇気を振り絞って頑張って…。
飼い主さんなりに、頑張っていると気付いた時、飼い主さんの恐怖心の大きさを知り、私が出した課題がどんなにハードルが高かったかを思い知らされました。
「こんなに頑張っているのだから、しっかりつき合って行こう!」
そして長いレッスンが始まりました。。。 (つづく)