けんか両成敗!
- 2004/12/07 02:35
今日は保育園の参観日でした。
授業は順調に進み、そろそろ保護者は帰ろうという時になって3.4才児の教室でけんかが勃発!
男の子同士で殴りあいになり、一人の子が『ガブっ!』と噛んでしまいました。
そこに居合わせた園長が「ダメー!!!」とかなりの気迫で二人の腕をつかんで止めに入り、「お友達噛むんじゃダメ!!!」とがっつり叱る。
そのタイミングと気迫、さすが!です。(私が犬同士のけんかを止めているようでした)
けんかの原因は噛まれた子にあったのだけど、顔にアザが出来、しかもその子のお母さんも居合わせたので、早急に職員室で処置されていました。
噛んでしまった子は園長先生にガッツリ怒られ、放置状態。
担任の先生のフォローもなく、泣かずにグッと我慢していました。
『何があっても人を噛んではいけない!』と叱ったのだと思いますが、何だか理不尽にも感じました。
確かに人を傷つけるのはいけないことだけど、怪我をさせなきゃ何をしてもいいって訳でもないですよね。
けんか両成敗。原因を作った子も叱ってほしかったな。
(担任の先生もしっかりしてくれ〜)
まだまだ言葉が上手に使えない子供たちは、とっさに体が動いてしまうことがあります。
噛んだ子に「わんちゃんじゃないんだから!」って言ってたけれど、年齢的にはあんまり変わらないよね。
うまく言葉に出せないから手が出ちゃう。「いやだ!」って言ってもやめてくれないから、自分で自分を守る。
とても自然で、当たり前のこと。
わんこも子供も理由がなければ無闇に人を傷つけたりしないはずなのです。
でも、大人たちはその理由をしっかり見ようとしているのだろうか?
そして、自分で戦わなきゃならない過酷な状況に追い込んではいないだろうか?
もちろんやりすぎはいけないし、怪我はさせちゃいけないってしっかり教えてあげたい。
けれど、気持ちを汲み取ってこそ叱ったことが生きてくるのだと思います。
良いこと、悪いことはしっかり教えたい。でも、押し付けでは通じない。
どんな気持ちでやったのか?それを汲み取れる大人でありたいと思う。
誰もが感じたことのある理不尽な思い、忘れないようにしたいな。
〜今日の一言〜
噛まれた子のかーさん、被害者面してたけどあんたの子が人をどついて回ってたんだぞ!
しっかりしつけしてくれ〜〜〜〜〜〜!!!!